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外壁のひび割れの原因と、補修の流れ

 外壁のひび割れの原因とは? 

・経年劣化

外壁塗装のひび割れは、経年劣化が原因の場合が多くあります。

日光や紫外線の影響で塗膜が劣化してひび割れが発生します。

・施工不良

施工過程が適切でなかった場合や、塗料が適切なものではなかった場合にも、外壁にひび割れが発生することがあります。​

塗装業者に明らかな落ち度がある場合は、無料で対応してもらえることが多いです。

塗装から1年以内にひび割れが起きた場合は、塗装業者に相談してみましょう。

 外壁のひび割れを補修する方法や流れは? 
 費用相場もチェック! 

ひび割れが0.3mm未満の場合

外壁のひび割れ幅が0.3mm未満のヘアークラックや乾燥クラックの場合は、すぐに補修の必要はなく、経過観察で良いとされています。

 

ひび割れが気になり補修する場合に有効とされているのは、弾性塗料でクラックを埋めるように塗装する外壁塗装です。

費用相場は、1㎡あたり1,700円〜2,500円ほどとなっています。

 

また、比較的軽度の場合は、シーリングで亀裂を埋める方法もあります。

費用相場は、1mあたり500円〜900円ほどが目安です。

なお、補修する規模や足場の有無によっても、全体の費用は大きく異なります。

ひび割れが0.3mm以上の場合

0.3mm以上のひび割れにはカット工法が適しています。

 

カット工法とは、ひび割れの周辺をカットして接着面を広げてから、樹脂を充填する補修方法のこと。

費用相場は、1mあたり1,500円〜3,000円ほどが目安です。

外壁材もひび割れしている場合

外壁材までひび割れしている場合は、外壁材の補修やサイディングの張り替えなどが必要となります。

 

サイディングの張り替えの費用相場は、サイディングの種類や施工面積、依頼する業者によって変わりますが、150万円〜270万円ほどが目安。

 

既存のサイディングの上に新しいサイディングを重ね張りをする重ね張り工法(カバー工法)の場合は、110万〜220万円ほどが相場と言われています。

 外壁のひび割れは放置すると危険! 

外壁のひび割れ幅が0.3mm以上の場合は雨水が侵入し、雨漏りやカビ、シロアリ、建物内部の腐食へと進行してしまう場合もあります。

 

放置しておくと、家自体の強度も低下してしまうので、できるだけ早急に対処することが必要です。

 

定期的なメンテナンスも大きなひび割れの予防となります。

 

小さいクラックが発生した場合も、基本的には経過観察で良いものとされていますが、1mm以下のクラックでも構造クラックである場合があります。

シーリングなどで自分で処置ができる場合もありますが、外壁のひび割れは、早期発見と適切な補修が大切です。

 

処置が必要かどうかの判断は、できるだけプロに任せた方が安心でしょう。

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